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KZ ZS6...

「KZ ZS6」...KZ社の新作になり、実売も1万円を切っていますが、かなりの力作です。

見た目は何ですが出て来る音は2DD+2BAらしく各帯域くっきりとならしています。
試聴は「松任谷由実/ノーサイド」...ゆったりとでは有りませんが楽器の持っている音色などを鳴らし分けて、ボーカルの揺らめきなどを聞かせてくれています。
驚いたことに従来のKZイヤフォンに在りがちな低域の甘さも無く打楽器、ベースラインがきりっとした表情を見せてくれている、これには少しばかりの驚きを持ってしまいました。良い意味でのドンシャリ傾向では有りますが...
高域方向と言えば天井が無くスネアやバイオリンの響きが綺麗に減衰していくさまが判ります。若干の雑味は有りますが、この辺はエージングでコナレて行く部分なのでさして気にもしていません。
ZS5との差が気になる処ですが、実の処、出て来る音は別物なので比較のしようが有りません。ZS5が音楽を軽やかに楽しませてくれるイヤフォンとすれば、ZS6は見晴らし良く低域から高音域までIEM風に鳴ってくれると言うべきでしょうか。リケーブルすれば印象がまた変わって来るものと思われます。

*試聴はスマホ直差し
*docomo L-01J/LG V20
*HTC HTC10
*Onkyo HFプレイヤー

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