今日も、今日とて車検場に行ってまいりました...今回は普通車ですが、軽自動車も基本的には同じ流れで検査を受けます。
当然、順番待ちです、その時に前車との間隔を気を付けます...接近させずに3mくらい車間を取ります。
検査コースに入る前に検査官が書類、ホーン、スモール、ライト、ハザード、ストップランプ、バックランプに異常が無いかを目視検査をします。同時にエンジンのオイル漏れ、車体番号なども確認します。
検査官の指示に従い、各操作を完了させます。
検査ラインに近づいたら...右側前輪を黄色、もしくは白線に添わせる位置に付きます。
コース内に入った処で前輪、後輪を左側の白線に沿うように停車。前方に掲示板が有るので、その表示に従います。
*軽自動車の場合は最初に排気ガス検査になります。
*普通車の場合はサイドスリップの検査が最初になります。
上の写真の真ん中あたりの鉄板がサイドスリップの検査機です。
サイドスリップの検査後、スピードテストになります。その時の検査速度は40k/mが指定されています。スピードメーターで40kになった処でパッシングします...一度だけと言う方も居ますが、私の場合は連続で二度ほどパッシングをしています。この検査時間は大よそ1分くらい。
ライトのテスト...ハイビームでライトを点燈。光軸を測定します...調整不良で落とされる場合が多い検査項目です。
ライトテストで不合格になった場合は車検場の近所にあるテスター屋に飛び込み光軸の調整をしてもらって下さい。片側¥3000~¥5000くらいで調整をしてくれます。
ライトのテストが終了するとフットブレーキのテスト...一気にブレーキを踏み、タイヤをロックさせると検査をやり直させられます。ゆっくりと確実にタイヤがロックするまで踏み込みます。
サイドブレーキのテストも上記と同じです。
最後の検査は車の下回り、この時に車の下回りにドロなどが付着している場合、検査中止になります。
下回りの検査でどこを見ているのか...マフラーの排気漏れ、サイドブレーキワイヤー、足回り可動部のゴムなど見ています。検査官はピット下に居ます。軽自動車の場合はリフトで車を持ち上げられます。
*軽自動車のみ...
リフトで持ち上げられたら検査官が下に潜りこむ前にハンドルを右一杯に切って置きます。潜りこんだ頃合いを見計らいハンドルを左右に動かします。検査官からハンドルを左一杯に切る指示が出ます。同じ動作をします。声が掛かった処でハンドルを直進位置に戻します。戻すと同時にスモールを点燈。検査官がナンバー灯を確認後、消灯の指示が出ます。
ざっと検査の流れを書いていますが、ポイントは「慌てず」「ゆっくりと」「確実に」指示に従う事です。
軽自動車の四駆に限定して...
特にターボ搭載車が排ガス検査で落とされる率が高いですね...落とされても慌てる事はないです。検査時だけに通用する手はキャブレターに接続されている排気ガスの「ブローバックパイプ」を外してしまう。こうする事によって排ガス濃度が下げられます。
検査コースに入る前に待ち時間が結構あります...当然アイドリング状態が続くわけですが、排気管の中には生ガスが意外に溜まりやすいので、排ガス検査直前にエンジン回転を3000rpm位にして1~2分程度エンジンを回します。これ、お手軽ですが意外に効果が高いです。
コメント
丁寧な解説でとても参考になりました。
最後のブローバックパイプを外してしまう方法は奥の手として
とっておくことにします。
排ガスが一番気になるところでした。
折角の機会なので出来る事は自分でやって勉強することにします。
からあげさん、こんばんはです。
参考になれば良いのですが...ジムニー、経年変化から排ガス検査に落ちる確率が高くなってきます。からあげさんのジムニーなら姑息な方法を用いなくても通るはずですよ。
車検場の手順はこちらも同じですが、テスター屋さんの料金が高そうですね。
こちらではライトだけならだいたい両側で1000円が相場です。
全項目測定・調整しても3000円くらいです。
此方のテスター屋は結構と金額が張ります。
毎日、車検場に車を運んでます。